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器が違う


行ってみたかったお店に行く,楽しいことですね.それがおいしいご飯だったり,特別な商品を見られたり,作品展だったりすると,格別ですね.見てきたものをこんなだったよ,と話を聞くのも好きです.時に,そこで買ったはがきなどをもらうと,選んでくれたことやきっと並んだ会計(最近の展覧会の物販はすさまじい)を思うと嬉しいものです.

週末はつつじが丘にある手紙舎というカフェにランチ時に行ってきました.タラの豆乳グラタンを食べました.すてきな器に盛られ,チーズがかかって焦げていて,湯気ばんばん.う~見た目がおいしい.器は高さがある,パイ包みスープなんかに使う,白く丸い形の器です.「高さ」「白さ」「丸さ」いいです.


こういった美しい器と料理の魅力は深いですね,

毎日の生活では,ついつい同じ器を使いまわすことが多く,工夫に欠いています.ついつい「早く食べたい==」と思って急いでいることや,器を考えず目の前にあるものをひょいととって選んでいます.

そのひょいといつものを選ぶってこと自体創造性がないですね.器が小さい気がします.

手紙舎には様々な本が書架に並んでいて,「美し料理の盛り付け」関連の本が3冊はありました.

私たちの時間と創意工夫の努力を,料理にそそぐのか,掃除にそそぐのか,片付けにそそぐのか,いやいや仕事.なにかに自分なりの美を探したくなりました.まずは,台所の菜箸立てになぜかたくさんある「わりばし」を捨てることからだな~.

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