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理想の老後を過ごすためには 勉強会で考えました 報告記

 突然ですが、皆様は自分の理想の老後について考えたことはありますでしょうか?そして老後にはどんな障がいが予想され、今から何を準備できるのでしょうか。


 今回、N P O法人きらめく返り花では1年を通して「若いうちから老い支度勉強会」を開催してきました。そして今年度最後となるテーマ「理想の老後を過ごすためには」が2月21日に開催されました。これまで、歳をとることでの困りごと、移動、認知症、成年後見人制度、家族信託などのテーマで行われ、そのまとめとして自分自身の理想の老後について考える、といったテーマで開催されました。内容としましては、各自理想の老後についての発表、そして老後の障がいについて今から準備していること、について話し合いを行いました。




 各々、駅の近くに住みたい、田舎に住みたい、好きなこと、興味のあることで生計を立てたい、食事には気をつけたい、まだ先のことで多くを想像できないといった声も上がりました。など様々な意見が出ました。

また老後の障がいについて準備をすることでキーワードに上がったことは健康や資産といった内容が多く上がっており、実際に怪我をしたエピソードや、入院して経験した話など実体験を元にした話題で盛り上がりました。


 さて、仮に老後を65歳以降とした時に、皆様にはあと何年後に老後が訪れるのでしょうか。それは40年後かもしれませんし、5年後かもしれません。すでにご両親の介護を経験しているかもしれませんし、ご両親が祖父母の介護をしているかもしれません。それぞれ状況や経験も違うと思います。そして40年前、今のこの社会を想像することは難しかったと思います。それほどまでに社会や技術の発展は目まぐるしく過ぎており、私たちの暮らしはその影響を受けながら日々変化していると思います。


 今回の勉強会を通して感じたことは、自分の老後を想像するためには、それまでの人生経験が関係しているように思いました。仕事でもプライベートでも、どのような体験をして、その体験から何を感じ取ったのか、その経験から形成された価値観によって自分が考える、理想とする老後というものが変わってくるのだと思います。



 まとめとして、理想の老後を送るためには常に社会情勢などにアンテナを貼っておき、必要な情報にアクセスできる習慣をつけるといったことが多くの参加者から挙がりました。そのためには人と人とのつながりを大切にして、若いうちから自分の老後について考え、準備をしておくことが大切なのだと思います。是非これを読まれまた皆様も、身近な方と理想の老後について話し合ってみてはいかがでしょうか。それが豊かな老後を過ごすための第一歩となると思います。                        (こういち)


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