中学受験・高校受験が始まる季節になった。日本語は、漢字・カタカナ・ひらがなと文字の種類が複数あり、漢字は受験問題の重要項目だ。ノートにひたすら繰り返し書いたり、分解して暗記したり、あんなに頑張ったのにキーボードで変換できても自力で書く能力は衰退の一途をたどっている。先日聞いた漢字の説明が印象深かった。「口」にプラスとマイナスを書いて「吐く」。ここからマイナスを除いたら「叶う」になる。マイナスの言葉を口にしないようにしたら思いは「叶う」とのこと。素敵な説明だと思った。
コロナとの闘いは一年経っても終わらない。不自由な不快な日常が継続しており、ついつい不平や不満が口をつく。テレビに向かって、文句を言っている光景もよく目にする。家族が一緒にいる時間が多くなって、けんかが増えたとも。負のスパイラルに陥りがち…。一日も早くコロナが収束して、不便な生活が終わりますように。人との距離を隔てなければならない生活が終わりますように。「叶えたい」ことは皆同じはずです。
試しにマイナスの言葉を口に出さないようにしてみたら。すぐにコロナは収束できなくても、コロナに引き起こされている、不快な出来事が少しづつ減るような気がします。