この冊子は令和2年3月に，東京都福祉保健局が50代・60代の方に向けて作られたもので，都内の公共施設にて無料で配布されています．
人生100年と言われるほどに長生きする時代になった今，この冊子が主役に据えている50歳の方々は，人生のハーフタイムをむかえたところです．これからの仕事や趣味，社会貢献などのライフプランを考え，本当にやりたかったこと，これからもっとやりたいこと，自分らしい生き方＝ライフデザインを描くことを手伝い，さらには老後について関心を持ち備えることを助ける内容になっています．
人生100年．いつまでも健康でありたいけれど，年は確実に重なっていくものです．この冊子が指摘するように，年を重ねたそれなりの過ごし方について50代・60代のうちから備えておくことが大切となるでしょう．これからの高齢化社会では，長寿の形は様々となるはずです．自分らしくかけがえのない人生を歩むために，知識を深め行動していきたいと感じました．
煌めく返り花では，自分のそして大切な人のこれからを考え，年を重ねても安心して暮らしていくために役立つ様々な情報を共有する場として，「老いじたくの勉強会」を開催しています．老後のことはまだまだ先と考えがちな現役世代の方にも，是非関心を持っていただきたいと思います．