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8月は成年後見人を勉強

8月開催の老い支度勉強会では「成年後見人」について司法書士の村山先生に講義をしていただきました。


親が認知症などで自宅での生活が厳しくなったら、施設に入居をすることを想定している方も多いと思います。そしてその時に親が所有している自宅を売却して、必要な資金にあてようと思っている方も多いと思います。



しかし、認知症などで本人の意思が確認できないと、売却できないことをご存じですか?


家族・親子と言えども財産を自由に扱うことは法律上できないのです。


ご本人が自分で財産管理が困難になった時にそれを請け負うのが「成年後見人」です。


どのようなケースで発生するのか、どのような手順でお願いするのか。具体的な事例をもとに説明していただきました。


私自身も母が施設入居が必要になった時には、自宅を売却して…と思っていました。しかし本人に判断能力がなくなっていても、娘である私でも母名義の自宅を売ることはできないのだと教えていただいて、そうゆう状況にならないでよかった。としみじみ思いました。


聞いたことはあっても正しくしらないことは沢山あるようです。その時になってからでは、間に合わないこともあります。


老い支度の勉強はやはり大切なようですね。私が判断力を亡くした時には、誰に財産管理をお願いしたいのか、今から考えておかなければならないとしみじみ思った勉強会でした。

          まゆみ

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