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2020年度第3回 若いうちから老いじたく勉強会 「90歳からの生き方 認知症編」 を開催しました。



9月20日、日曜日に「若いうちからおい支度 90歳からの生き方 認知症編」が開催されました。一般的にネガティブなイメージを持つ認知症という病。皆様との対話にて、この認知症について理解を深めていきました。参加者はなんと9名!今までの中で一番参加者が多く、認知症という病が多くの方の関心を集めていることがわかります。


 勉強会は二部構成となり、まずは認知症について自分なりのイメージや経験談、何に困るかといった問題提起やイメージの共有。そして認知症になっても困らないようにするためには、今からできることは、どういった環境やサービスがあるか、といった解決編になります。


前半で語られたことは

●できない部分が増えてくるが、自分らしさが残っている。

●新しい出来事を思い出として残すことが難しく、ご家族様の気持ちになると少しでも思い出を残して欲しいとおもう。

●認知症になったら戻れないという考えではなく、認知症になっても幸せな生活を送って欲しい。

●認知症になる方は真面目なイメージがある。自分を許せる心があると良いのでは。

●少しずつ周囲を気にならなくなる。いきなりではなく徐々に進行が見られる。最初のうちに気付けることが大切であるとおもう。

解決として

●鍵をかけない、徘徊をストップするのではなく、徘徊しても誰かが気づける、幼稚園なども併設されており多くの交流を持っているといった場所もある。人との交流、自由の制限をかけないことは大切だと思う。

●お互いを認め合うことが大事、でもそれが難しい

●予防の重要性。地域での小集団での取り組みなどもある。発症したら職場や家族などのつながりなども大切になってくる。

●変化に気がつくことを含め、多くの人にあっていることが大切なのではないか。


などたくさんの体験談や意見が上がりとても活発な勉強会となりました。認知症になっても自分らしく、幸せに暮らしていくためには、お互いを認めあう、地域でのコミュニティ参加、住まいの工夫や制度を使うといった幅広いご意見をいただきました。予防にも目を向けながら、認知症になっても自分らしくいられる環境に身を置くこと、そして多くの方と関わりを持つことが大切なのだと、気づかされました。(KOICHI)

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