小さい政府の成果

コロナウィルスワクチン接種の申し込みが多くの自治体で始まりました。ワクチンの予約や実施方法は自治体により違いがあるようです。人口が多い地域・高齢者割合が多い地域、それぞれの事情に合わせた対策が必要だと思います。インターネットのトラブルで申込が中断した自治体が複数でたり、高齢者が申込のために役場や医療機関に殺到して密状態ができたなど、いろいろな問題が発生しました。そんな中でのある自治体の取り組みを紹介します。

沖縄中部の中城村は人口2万人の五分の一の4000人が高齢者接種の対象となりました。


その4000人の自宅に自治会長などが訪問し、ワクチン接種の希望を聞いて回わり、その希望を役場で調整して、接種日を伝達する方法をとりました。何の問題もなく接種予定を設定することができたそうです。小さな役場では限られた電話回線しかなく、高齢者がインターネット操作も困難であると考え選択した方法が家庭訪問でした。4000人の家庭訪問は負担が大きかったであろうという質問に役場の職員は「ゆいマール(助け合い)の精神ですよ」と笑っていました。マンパワーもテクノロジーでも弱者である地方の自治体が、住民も役場の職員も混乱せず課題を乗り切り、「助け合いですよ」とさらっと言ってのける姿に拍手を送ります。私も沖縄をたびたび訪問します。おじいやおばあの顔を覆い浮かべるとインターネットは無理だろうなぁと思いました。「おじいにはネットはむりさー。ゆいまーる(助け合い)よ」と家庭訪問するうちなんちゅーが目に浮かびます。




コロナ対策は誰もが初めて取り組む課題です。上手くいかない事もあるはずです。ワクチンの予約が上手く進ず、イライラしている人のインタビューを聞いたあとに、沖縄の話を聞いて、なんかうれしくなってしまって、まだ頑張りようはあるんだな!と思いました。


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