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WHO身体活動及び座位行動に関するガイドライン ご紹介 老いも若きも立ち上がろう

少しでも運動しよう,家事も運動,立とうという世界保健機構のガイドラインを,2023年3月末発行分のニュースに紹介しました.記事が好評でしたので,こちらにも掲載しておきます.




地球って広いですね。世界保健機構の身体活動及び座位行動に関するガイドライン(WHO、2021)がやっと私に届きました。


これはWHOの怠慢ではなく、私が勉強を怠っていて、やっと知ったのです。教えてくれた株式会社REIの代表塩澤さんに感謝。


さて、認知症に運動が良い、転倒予防に運動が良い。これは皆様ご存知のことですね。そして熱心な方は熱心に、そうではない方もそれなりに運動をしているかもしれません。

今回のWHOのガイドラインの画期的なことは、①座り続けることへの警告があり、動こうという呼びかけがある。②身体活動とは運動と体操だけではなく「家事」も含めているというところだと思います。


①ガイドライン中には、がんサバイバー、高血圧患者、2型糖尿病患者である成人の座位行動の多さは、総死亡率、心血管疾患死亡率、がん死亡率、心血管疾患、がん、および2型糖尿病の発生率などの結果が不良であることと関連していると書いてあります。

日本人の座位時間の長さは世界1位だといわれています。立ち上がるのは今だと思います。


②は作業療法士のわたしは、座らないで「何かする(作業)」をやると良いということと解釈します。スマホを手放し、散歩に行くなんてどうでしょうか。

ケアマネージャーのわたしならば、介護予防が必要な方はご家族に任せていた家事をちょっとだけ自分ですることで身体活動量を増やしたらどうかなと思います。


概して、身体活動の効果は大きいものです。


成人(18~64歳)と疾患を持たない高齢者(65歳以上)では、総死亡率や循環器疾患による死亡率の低下、高血圧や部位別のがん(膀胱がん、乳がん、結腸がん等)、2型糖尿病の予防、メンタルヘルス(不安やうつ症状の軽減)、認知的健康、睡眠の向上、肥満の改善があります。さらに、高齢者はでは、上記に加え転倒や転倒に関連した傷害の予防、骨の健康機能的能力の低下の予防に効果があると書かれています。


座っている時間は、身体活動に置き換えましょう。なるべく中等度の身体活動にと書かれています。


運動の強度というと、Metsメッツという指標があります。


軽度な運動とは3メッツ以下、中等度は3~5.9メッツ、高度な運動とは6メッツ以上を指します。表1を参考に、座っている時間を中等度の身体活動に置き換えてみませんか。表に載っていないものでは3メッツは、掃除機、体操、軽い筋トレ、風呂掃除、軽い荷物運びがあります。


寒いからとサボっている朝の散歩(3メッツ)、サボっているボクシング(10メッツ)はやはりやらなくてはと思っています。明日の朝できるかな。


若い皆さんは携帯電話を置いて立ち上がろう!そして妙齢の皆様、ピンコロを目指すなら、共に立ち上がろう!(にしの)

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