私鉄沿線に住む私は,近隣の商店街に買い物に行きます.
大型店ではなく,地元のお店に買い物に行くようにします.
幼馴染に教わったおそいざいの美味しいお店は,いまや生活に欠かせません.疲れた日に夕食を支えてくれ,眠い日にはお弁当を支えてくれます.
そんな街の中では,ママチャリ軍団とお年寄り軍団が混在します.ママチャリはいつのまにか電動自転車が勢力を拡大しており,そのスピードと前後に乗せた人や荷物の多さに驚きます.雑技団か!っていう人もいます.すごい.
そんな中,買い物カートを押して,一歩一歩進むお年寄り.
ママチャリ軍団が技術をもって避けていますが,それ以上に角の隅切り,電柱,少しの段差,そんなものが壁になっていることは間違いありません.
想像してみましょう.
私が移動を楽にできなくなる日々を.
第一選択はお買い物カート.引いて歩くタイプは意外と力が必要で,肩周囲の筋肉が披露します.押して歩くタイプを使っている方には,歩き方の左右バランスを崩している方がいて,心配です.
第二選択はきっと杖.それも登山の杖.これは長さがあっていないことが多く,肩を痛める原因だったり,歩くことの助けになっていないのではないかという使い方もあります.
第二+アルファ選択は,最近はやりの「ポールウォーキング」用のポールかな.両手で持ってこそ効果があると聞いたので,買い物はおのず背中に背負うことになりそうです.ネギや大根で困りそう.
第三選択は,軽い両手押しの買い物カート.
第四選択は,正式に体に合わせてもらっている杖.
第五選択は,リハビリやケアマネに勧められた歩行器でしょうか.
勝手に順番を付けましたが,市販品で間に合わせず,できれば町の専門家に相談してほしいです.町中には福祉用具を売るお店,地域包括支援センターなんてあります.煌めく返り花関係者は,会員にリハビリテーションの専門家がいますので,ぜひご相談を.
私の場合は,少し違います.
私は移動が難しくなってきたら,なるべく早くにいけている電動カートに乗ります.なぜかというと,移動で力を尽きて,やりたい作業(料理や掃除,仕事,友人と会うこと)ができなくなるのが嫌だからです.移動はエネルギー節約,その他のやりたい作業にエネルギー投入です.
同じことが心肺機能に問題を抱える方にも言えると思います.息が切れる,脈が上がることを避けるために,それでも日常生活を豊かに過ごす方法の一つに移動方法を考えることができます.
近くの作業療法士,看護師,理学療法士,ケアマネージャーに相談してみてほしいです.電動カートなど移動手段を支える道具は,介護保険でレンタルできるのですよ.ということは,安く借りれるのです!シェアハウスができたら,私たちのそんな力を使い,入居者さんに貢献したいな.
さて,電動ではない自転車で出かけます.行ってきます.
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