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はじめてのことだから...お手伝いして気づきました.

ワクチン接種が進んでいます。みなさんはもう接種は終わられましたか。


供給が追い付かず、職域接種の制限が生じたり、自治体での接種も予定通り進めることができない事態が発生しています。すべてが初めてのことであり、情報が毎日変わり、現場の対応に混乱を生じることもしばしばです。



テレビのニュースを聞いて、「なんて準備が悪いんんだ」「準備が後手後手だ」と思っている方も多いと思います。しかし、このコロナ禍の対応は初めての経験で本当に予想外のことが多々あります。先日ワクチン接種のお手伝いをして、驚いたことがありました。


1本のワクチンから5人~6人分使用できるように、特殊な注射器を使用していることはお聞きだと思います。現在ほとんどの接種会場で海外製の注射器を使用しています。非常に使い難いのです。きっちり0.3ml吸い上げる必要があるのですが、ピストンがスムーズに動かないのです。


国産の注射器ではありえない感覚です。そのためにワクチンを0.3ml吸い上げるのに予想外の時間必要としてしまいました。テレビでワクチン接種のために必要な時間や人員について説明している時、「そんなに掛からないでしょう」と私も思っていました。体験してみて本当だったと納得しました。濃度の濃い薬液を少量ずつ1本の瓶から吸い上げることも、難しい操作でした。


テレビやSNSでいろんな情報が発信されていますが、現場の大変さは理解できていなかったと反省しました。


初めての事って、今までの経験では推し量れないことがたくさんあるのですね。全世界に広まった命に係わる感染症との闘いは初めてづくしですが、対応も今までとは違っています。


新しい感染症のワクチンが1年足らずで開発され使用開始されたことも今までにないことです。国内でのワクチン接種について、自治体と大学や企業が共同して運営されることも今までになかったことです。


対策においても初めての挑戦にいろいろ取り組まれています。今しばらく、活動を制限することで感染拡大防止を図る必要があると思われます。もうひと踏ん張りです。

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