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執筆者の写真煌めく返り花

え!店員さんに頼まないで買うハンバーガー屋さん

コロナ対策で周囲の環境を「触れない」ことを励行している方も多いと思います。


新しく開店した「非接触販売」のハンバーガー屋さんに行ってきました。


お店に入ると手指消毒をして、ATMのような機械で注文を入力します。支払いもクレジットカードや交通系カードを使用します。発行されたレシートには、注文品が出来上がる時刻が記載されています。アプリからの注文も可能なので、来店せず注文することもできます。指定された時刻になると、店内にある木製棚に商品が袋詰めされて準備されています。棚にはアルファベットと数字で場所が指定されており、レシートに表示されている場所から自分の商品を探して黙って持ってかえります。店内のキッチンでは店員さんがハンバーガーを作っています。飲み物も自分でカップに入れて持ち帰ります。「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」の声はかかりますが、注文・商品の受け渡しには関わりません。


テレビで紹介されて大繁盛です。開店直後であっという間に1時間待ちでした。味は美味しくて値段もお手軽でした。


 飲食店でサービスを低下させず人件費をいかに節約するかは大命題です。コロナ禍により人と接触しないことが「売り」となりました。コロナ以前では踏み切ることがためらわれた「対面接客なし」を目玉とすることができるようになりました。注文はカラオケの選曲入力と同じです。やり方を覚えれば不自由もなく、商品を手渡しされなくても「サービスが悪い」とは特に感じませんでしたが、コロナ禍に背中を押されて生まれた変化だと思いました。コロナ禍が落ち着いた時に非接触のために「対面接客なし」という事態がどのように受け止められるのでしょうか。感染対策も経験とともに色々変化してきました。今しばらく、バタバタとした変化に追いついていかなければならないようです。


みなさん、乗り遅れなきように。

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