「沖縄返還50年に思うこと」

5月は15日に沖縄返還50周年を迎えました。


沖縄は第二次世界大戦で国内唯一地上戦が行われた場所です。そしてアメリカ軍に占領され、27年間アメリカ統治が続いたのです。返還を迎えた当時、テレビで佐藤栄作総理大臣が万歳している光景を見たことを記憶しています。


私は20年以上、毎年友人を訪ね沖縄を訪れています。返還の日の朝突然に道路が右側通行から左側通行になったことや、子供のころはドルを使っていたと聞きました。しかしアメリカ統治下時代の様子や、日本に返還されて、色々なことが変化した大変さについては聞いたことがありません。同じ日本人でありながら、日本国内を旅行するのにパスポートを携えなければならなかった気持ちを聞いたことはありませんでした。過去のことだけでなく、現在も沖縄本島の多くの部分がアメリカ軍の基地として使用され続けており、軍用ヘリの墜落・不時着事故などの危険性は継続しています。米兵とのトラブルや犯罪も後を絶ちません。沖縄は今も負担を背負っているのです。しかし沖縄以外に住んでいる人で、このことを意識している人は多くないと私は思います。そのことも沖縄の人を苦しめているのではないかと思います。自分は沖縄に対して何ができるのだろうかと考えると悩んでしまいます。まず痛みを共有することが第一歩でしょうか。





沖縄は、その自然も文化も本当に素晴らしいところです。沢山の旅行者がその魅力を楽しんでおり、その観光産業が沖縄の経済を支えています。沖縄を楽しむ人たちが、沖縄が歩んできた歴史を知った上で訪れてくれたらいいな。と思うのです。「ぬちどぅ宝」という沖縄の言葉があります。「命こそ宝」という意味です。この言葉が大切にされている背景に思いを馳せて、沖縄について知って欲しいな。と返還の日を迎えて思いました。


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